大人ニキビができる原因は?
大人ニキビの原因は皮脂の過剰な分泌と思っている方が多いと思いますが、思春期ニキビと違い大人ニキビは肌の乾燥が原因という場合もあります。
一般的には、皮脂が毛穴に詰まりアクネ菌が繁殖することでニキビができます。しかし、皮脂の少ない乾燥肌にもニキビはできるのです。
乾燥肌の人は肌の水分量が少なく皮脂も少ないため、肌のバリア機能もうまく働いていない状態です。そのため、肌は荒れてターンオーバーも乱れがちになっています。
肌のターンオーバーが滞っていると、肌表面の古い角質も剥がれ落ちずに残り、硬く厚くなっていき毛穴を塞きます。乾燥肌のニキビはこのようにしてできるのです。
大人ニキビは過剰な皮脂の分泌が原因というより、乾燥肌によってできることが多いと言われています。
ですからニキビができたから脂性肌と判断して洗顔を頻繁に繰り返していると、乾燥肌が進みさらにニキビができてしまうこともあるのです。
通常、ニキビ予防と言えば洗顔をですが、大人ニキビに対しては逆効果の場合もあるのです。
洗い過ぎで肌に必要な皮脂まですべて洗い流してしまえば、肌の乾燥はどんどん進んで行きます。